どんぐりがもたらした縁
こんにちは、学研横割教室の久保です。
先日、教室に入るやいなや幼児さんが、
「先生!どんぐりだよ。」
と小さな手に握りしめて大事そうに見せてくれました。
「どんぐりだね!コマになるよ。」
と言って、目の前で回して見せました。
すると真似して何回も回そうと挑戦するのですが、小さな手では上手く回転せずにすぐに止まってしまいました。次に考えたのは「フーフー」と息を吹きかけて回そうとしたのです。結果は動くのですが、回転にはいたりませんでしたが、努力はすごいものでした。
1つの問題から、いろいろ考えて取り組む姿勢が真剣で、とても微笑ましい出来事でした。
どんぐりといえば、何年か前にもプレゼントされた事を思い出しました。
当時小学生1年だったK君、学校のお祭りでどんぐりのお店を開いたようで、
「先生にお土産だよ」と顔を書いたどんぐりを頂きました。
机の中に今でも残っていました。
心優しいそのK君は、今は大学生です。
その事を思い出していたのと同時に、本当に偶然にも、お昼に入ったラーメン屋さんでラーメンを運んでくれたのがK君でした。
「久保先生ですよね!Kです。中学までお世話になりました。整備士の資格もとれ就職も決まり、来年からは社会人です。今はバイトしてます。」と近況報告をしてくれました。
車が大好きで、将来は整備士なりたいと語っていた彼は夢を叶える事ができたようです。
こんな立派な姿を見る事ができるのも、この仕事をしていて嬉しい瞬間でした。
小さなどんぐりが運んでくれた、素敵な贈り物でした。
偶然はまだ続き、どんぐりと同じ木の実である、栗を頂きました。秋ですね!
気持ちはホッコリ、お腹はポッコリ でした。