「絶対に来ないでよ。」
学研川成島教室の萩野です。
最近、教室でよく出る話題が持久走大会のこと。
特に金曜日は翌日が持久走大会の教室生もいて、緊張をしているのか、全体的にそわそわしていました。すると、ある子が…
「明日、先生、見に来ないら?絶対、来ないでよ。おれ、○時に走るけど、絶対、来ないでよ!」
すると、また別の子が…
「おれ○時に走るけど、見に来ないでよ!ちゃんと月曜日に賞状、見せるから!」
はいはい(*´꒳`*) 行きますよ。時間まで教えてくれて、あなたたちの心の中が丸見えですよ。笑笑
と、いうことで土曜日は朝からボランティアのお手伝いをして、大慌てで小学校へ向かいました。なんとか、最後の6年生が走るときに間に合いました。
いつになく、真剣に走るその姿に涙が出そうになりました。教室に来たばかりの幼い頃を思い出したりして、込み上げるものがありました。(最近、益々、涙もろくて、困ります。)
どの子もとてもいい顔をしていました。
ゴールに向かって、懸命に走る姿は本当にキラキラと輝いていました。
昔、アトランタオリンピックの男子マラソンに出場したアフガニスタンの高校生がいました。
彼は1位から大きく引き離され、最終ランナーとして、ゴールまで走り抜きました。
彼が言っていたことは、
「途中でやめようなんて思わなかった。
僕の目的は1位や2位になることではない。
僕は国を代表してアトランタで走ることだった。アフガニスタンで、人々がちゃんと生きていることを見せたかったんだ」
戦火に荒れる祖国の人たちにどれほどの希望と感動を送ったことでしょう。
自分で自分を諦めない、大切なことだと思います。
自分のやるべきことから逃げることなく挑む、そのまっすぐな心に順番なんてないなと思います。
何かに挑戦することは前進している証。
さぁ、私もがんばるぞ!
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