年末行事!引き継いだものは?
こんにちは、学研横割教室の久保です。
今年も残すところあと5日となりました。
クリスマスも終わり、行事もあと僅かとなりました。お教室も明日で今年度終了となります。
我が家の年末の行事に、餅つきと蕎麦打ちがあります。実家で行なっていたもので、嫁いだ後も○十年と続き、子供達も引き連れて実家の子供達と合わせ、賑やかに始まります。
最初に餅つきです。
昔からの杵と臼での餅つきです。餅米を蒸していきます。次は父の出番!父がついて母が合いの手でつきあげます。専ら子供達は声援に徹します。
つきあがった餅は熱いうちに丸めなければならないのですが、、熱くて持てないでいると決まって母が
「何、しょろしょろしてるだい!」
「ずんずん丸めるだよ!」
と決まり文句が炸裂します。
あんころ餅は、もう大変です。
あんこがはみ出たり、お餅の口がしまらなかたり、大小様々でした。
するとまた母が、
「困っちゃったよー!どうしたらいいずら!」と決まり文句が炸裂
手や顔を真っ白にして、みんなで大笑い
なんとか完成です。
次はいよいよ蕎麦打ちです。これは母の自慢の特技の一つです。誰もできません。何度か技を習得しようと試みたのですが、今となっては残念かな、願いは叶いませんでした。
蕎麦粉を練って形を整えて、棒を使って広げていきます。何回も繰り返します。
この時の心地よい音、ツートントン ツートントンと小さな円が何倍にも広がって大きな円になっていきます。蕎麦を広げる度に子供達が「ワー」と、まるでマジックを見ているかのようでした。そして何層かに重ねていき、包丁で切っていきます。
最後に茹でて出来上がりです。
出来た蕎麦は絶品でした。子供達も大好物でした。今はもう幻の蕎麦となってしまいました。
不慮の事故で3年前に他界してしまい、それを機にこの行事も無くなってしまいました。
毎年この時期になると、楽しかった思い出として思い出されます。
母から引き継いだものは、母の口癖だった決まり文句のみ、事あるごとに口から溢れてきます。
「何しょろしょろしてるだ!」
「ずんずんしなさいよ!」
「困っちゃったよー」
まるで、子供に言ってはいけない言葉シリーズに出てきそうですが、楽しみながら、引き継いでいます。
お教室の子供達にも、何か一つでも学習の大切さを伝えられたらいいなと思っています。
来年もよろしくお願いします。良いお年を!
関連記事